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夏の大三角の見つけ方 ― ベガ・デネブ・アルタイル

夏の夜空でいちばん見つけやすい目印が夏の大三角です。東から天頂に輝く3つの明るい星、ベガ・アルタイル・デネブをつなぐだけ。順番にたどってみましょう。

夏の天頂近くで明るく輝く3つの星と、その間を淡く流れる天の川

かんたんな答え

まず結論から

夏の宵、東から天頂の明るい3つの星をつなぐと夏の大三角。

いちばん明るいベガ(こと座・織姫)を起点に、アルタイル(わし座・彦星)とデネブ(はくちょう座)を結びます。3つとも一等星なので、都会の空でも見つけられます。三角形の間には、暗い場所なら天の川が淡く流れています。

もくじ
  1. 3つの星をおぼえる
  2. 見つけ方のステップ
  3. 今夜の空でさがす
  4. よくある質問

3つの星をおぼえる

夏の大三角は、3つの一等星を頂点とする大きな三角形です。星座全体の見つけ方は季節の星座の見つけ方でまとめて紹介しています。

夏の大三角を構成する3つの星
星座別名目印
ベガこと座織姫(おりひめ)三角形のなかでいちばん明るく、青白く輝く。
アルタイルわし座彦星(ひこぼし)ベガの南東、天の川をはさんだ向かい側にある。
デネブはくちょう座ベガの東側、天の川の中にある。十字の形をしたはくちょう座のしっぽにあたる星。

ベガが織姫、アルタイルが彦星。七夕の2つの星は、天の川をはさんで向かい合っています。

見つけ方のステップ

特別な道具はいりません。肉眼だけで、いちばん明るい星から順にたどっていきましょう。

  1. 夏の夜、東から天頂を見上げる

    日が暮れて空が暗くなったら、まず東の空から頭の真上(天頂)にかけてを見上げます。建物や街灯の少ない、空の開けた場所だと見つけやすくなります。

  2. いちばん明るい「ベガ」を見つける

    天頂近くで、ひときわ青白く明るく輝く星がベガ(こと座・織姫)です。3つのうちで最も目立つので、ここを起点にします。

  3. アルタイルとデネブへ目を移す

    ベガから南東へ下がると彦星のアルタイル(わし座)、ベガの東側、天の川の中にあるのがデネブ(はくちょう座)です。どちらも明るい一等星です。

  4. 3つの星を結んで三角形にする

    ベガ・アルタイル・デネブを線でつなぐと、大きな三角形がうかび上がります。これが「夏の大三角」です。かなり大きいので、空全体を見渡す気持ちで結びましょう。

  5. 三角形の間に天の川をさがす

    暗い場所では、三角形の内側からデネブのあたりにかけて、淡い光の帯=天の川が見えます。ベガとアルタイルは、その天の川をはさんで向かい合っています。

よくある質問

夏の大三角はいつ見られますか?

おもに夏の宵(日が暮れてから)に、東から天頂にかけて高く見えます。実際には初夏から秋にかけて長い期間楽しめます。今夜どのあたりに見えるかは、今夜の星空ページで方角や高さの目安を確認できます。

七夕の織姫と彦星はどの星ですか?

織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルです。夏の大三角の3つの星のうちの2つで、天の川をはさんで向かい合っています。残りのデネブは、はくちょう座のしっぽにあたる星です。

都会でも見つけられますか?

見つけられます。ベガ・アルタイル・デネブはどれも一等星で、明るい街なかの空でも目立ちます。ただし三角形の間を流れる天の川は淡いため、都会では見えにくく、暗い場所のほうがよく見えます。

三角形の間の天の川も見えますか?

街明かりの少ない暗い空であれば、三角形の内側からデネブにかけて淡い光の帯として見えます。天の川そのものの探し方は、天の川の見つけ方の記事でくわしく紹介しています。

出典

本記事の内容は、以下の一次情報をもとに記載しています。

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