8/13【ペルセウス座流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

「ペルセウス座流星群」は、毎年8月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。
ペルセウス座流星群とは?
ペルセウス座流星群は、夏を代表する三大流星群のひとつです。数が多く、街明かりの下でも見えるほど明るいものもまじるため、はじめてでもいくつかは見つけやすい流星群です。
母天体のスイフト・タットル彗星は、公転周期133年の大型の彗星です。前回地球に近づいたのは1992年で、次に戻るのは2126年になります。
地球の近くを通る天体としては最大級で、そのぶん残していったチリの量も多い。ペルセウス座流星群が毎年安定して多く流れるのは、この母天体の大きさによるところがあります。
ペルセウス座流星群はいつ見られる?
ペルセウス座流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、8月13日ごろです。見やすいのは夜半すぎ〜明け方で、東京では04:54ごろ、放射点が北の空でもっとも高くなります。
とはいえペルセウス座流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、北の空を見つめる必要はありません。
活動期間は7月中旬から8月下旬までと長く、極大の前後数日でもそれなりの数が流れます。極大の夜が曇っても、この流星群にかぎっては翌日以降に持ち越せます。
2026年のペルセウス座流星群は当たり年?
ペルセウス座流星群にとって2026年は、またとない当たり年です。月の沈んだ暗い空が約7時間つづく好条件です(輝面 約0%)。
ペルセウス座流星群の放射点は、東京では04:54ごろに最高67度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。
条件がそろいやすい流星群です。夜が暖かく、夏休みと重なり、暗い場所へ出かける機会も多い。天文の条件だけでなく、生活の条件まで味方するのがこの時期です。
ペルセウス座流星群の観察のポイント
明るい流れ星が多いので、街なかでも数個は見えます。ただし数を楽しみたいなら、街明かりから離れるほど差が開きます。行った分だけ返ってくるタイプの流星群です。
夏の夜なので、寒さより虫よけと夜露対策のほうが要ります。レジャーシートを敷いて寝転べば、首を痛めずに空全体を見渡せます。
場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

今夜どう見える?
当日の雲量や月明かりは「今夜の星空」で、地域を選んで確認できます。曇りのときは、次に見やすい夜もご案内します。
よくある質問
- 「1時間に100個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
- いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。空の暗い場所で1時間あたり数十個(明るい流れ星も多い)が現実的な目安です。
- 望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
- どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
- 街なかのベランダでも見られますか?
- 見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。