10/8【10月りゅう座流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

10月りゅう座流星群のイメージ

「10月りゅう座流星群」は、毎年10月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。

10月りゅう座流星群とは?

10月りゅう座流星群は、とてもゆっくり流れる流星が特徴です。放射点が夕方に高くなるため、宵のうちが見ごろという珍しい流星群です。

母天体のジャコビニ・ツィンナー彗星(21P)は、公転周期約6.5年で戻ってくる短周期の彗星です。かつてはこの流星群も「ジャコビニ流星群」の名で呼ばれていました。

ふだんは1時間に数個の小さな流星群ですが、1933年と1946年には大出現を記録しています。1時間に数千個という規模で、流星観測の歴史のなかでも屈指の記録として残っています。

10月りゅう座流星群はいつ見られる?

10月りゅう座流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、10月9日ごろです。見やすいのは日没後〜宵で、東京では17:15ごろ、放射点が北北西の空でもっとも高くなります。

とはいえ10月りゅう座流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、北北西の空を見つめる必要はありません。

この流星群だけは、宵のうちが見ごろです。放射点のりゅう座が夕方に高くのぼるためで、夜半すぎまで待つ必要がありません。夜更かしのできない人でも見られる、めずらしい流星群です。

2026年の10月りゅう座流星群は当たり年?

10月りゅう座流星群にとって2026年は、またとない当たり年です。月の沈んだ暗い空が約6時間つづく好条件です(輝面 約6%)。

10月りゅう座流星群の放射点は、東京では17:15ごろに最高68度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。

数は期待できません。ただし母天体が太陽へ近づいた年の前後には、突発的に増えることがあります。ふだんは静かでも、当たれば大きい——そういう性格の流星群です。

10月りゅう座流星群の観察のポイント

宵のうちに見られるということは、子どもと一緒に行けるということです。就寝の前に外へ出て、夕食後の時間に空を見上げる。この流星群のいちばんの価値はそこにあります。

数が少ないので、見えなくて当たり前という前提で出かけてください。1個見えたら大成功、という構えのほうが、この流星群とはうまく付き合えます。

場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

レジャーシートに寝ころび、後ろ姿で夜空を見上げる人

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よくある質問

「1時間に5個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。ふだんは1時間あたり数個ほど(まれに大出現することがある)が現実的な目安です。
望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
街なかのベランダでも見られますか?
見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。
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