星空アプリの選び方|無料で星座がわかる使い方

スマホを空にかざすだけで、いま見えている星座がわかる。星空アプリは星座さがしの心強い相棒です。選び方の基準と、入れてから使うまでを、やさしく整理してみましょう。

  • 星空アプリ
  • AR観察
  • 無料アプリ
  • 初心者
  • 夜間モード
夜空にかざしたスマホの画面に、その方向の星座が重なって表示されている様子

かんたんな答え

まず結論から

スマホを空にかざせば、星座は無料アプリで十分にわかる

星空アプリは、いる場所と向いている方角から「いまその空に見える星座」を画面に重ねてくれます。星座さがしや星の名前の確認なら無料で十分。選ぶときは「無料・日本語・かざして探せる・夜間モード(赤い画面)・オフライン」を目安にすると失敗しません。

もくじ
  1. アプリを選ぶ5つの基準
  2. 入れてから星座を見つけるまでの手順
  3. 空を見上げて答え合わせ
  4. よくある質問

アプリを選ぶ5つの基準

アプリの名前で選ぶより、次の基準で選ぶほうが確実です。これらを満たすものなら、はじめての一本として安心して使えます。

星空アプリを選ぶときの基準とその理由
基準なぜ大切か
無料で使える星座さがしや星の名前の確認なら、無料アプリだけで十分に楽しめますよ。まずは無料のものから試してみましょう。
日本語に対応星座や星の名前が日本語で表示されると、はじめてでも迷いにくく、安心して使えます。
かざして探せる(AR)スマホを空に向けると、その方向の星座が画面に重なって表示される機能です。一番のおすすめポイントですよ。
夜間モード(赤い画面)画面全体を赤く暗くできる機能で、暗さに慣れた目(暗順応)をくずさず観察を続けられます。
オフラインで動く電波の弱い郊外の空の下でも使えるよう、通信なしで動くアプリを選んでおくと安心です。

紙の道具が好きな方は、電池のいらない星座早見盤の使い方もおすすめです。アプリと併用すると理解が深まります。

入れてから星座を見つけるまでの手順

夕方の公園で、星空アプリを開いたスマートフォンを空にかざして、実際の星と画面を見比べている。

インストールから星座を見つけるまでは、次の5ステップです。むずかしい設定はなく、はじめてでも5分ほどで最初の星座にたどり着けますよ。

  1. 無料の星空アプリを入れる

    スマホのアプリストアで「星座」「星空」「プラネタリウム」などと検索し、無料のものを選んでインストールします。ダウンロード数やレビューの評価が高いものだと安心です。最初からいくつも入れると操作に迷いやすいので、まずは1つだけで十分ですよ。

  2. 位置情報を許可し、方角センサーを有効にする

    最初の起動時に位置情報の許可を求められるので、許可しておきましょう。あわせて方角(コンパス)センサーを有効にすると、いまいる場所と向いている方角から空の正しい星座が表示されます。方角がずれて感じるときは、スマホを空中で8の字を描くように動かすと調整できます。位置情報は「アプリの使用中のみ許可」を選んでおけば、ふだんは働かず安心して使えます。

  3. スマホを空にかざす

    見たい方向の空にスマホを向けると、その先にある星座が画面に重なって表示されます。急に振るとうまく追従しないので、ゆっくり動かして、空と画面を見くらべてみましょう。曇りの日や室内でも「いまその方向に何座があるか」は確認できるので、練習にもなりますよ。

  4. 夜間モード(赤い画面)に切り替える

    設定から夜間モードをオンにすると、画面が赤く暗くなります。暗さに慣れた目をまぶしさでリセットせずに済み、星が見やすくなります。あわせてスマホ本体の画面の明るさも下げておくと、より効果が高まります。

  5. 目当ての星座を探す

    アプリで星座の位置をつかんだら、画面から目を離して実際の空を見上げます。たとえば夏なら、明るい1等星が三つ並んだ「夏の大三角」が目印になります。北の空では、ひしゃくの形に星が並んだ「北斗七星」のような目立つ形が手がかりになりますよ。画面と実際の空を交互に見て、形をゆっくりたどってみましょう。

よくある質問

無料アプリだけで十分ですか?

はい、星座さがしや星・惑星の名前を確認する目的なら、無料アプリで十分に楽しめます。有料版は広告が消えたり機能が増えたりしますが、はじめのうちは必要ありません。まず無料で使ってみて、もの足りなければ検討すれば大丈夫です。

機内モードや電波のない場所でも使えますか?

多くの星空アプリは、星座の位置を端末内で計算するため、機内モードや電波の届かない場所でも動きます。心配なときは、家を出る前に一度起動してアプリのデータの読み込みを済ませておくと安心です。アプリによってはオフライン対応かどうか表示されています。

暗い夜空でスマホの明るい画面は目に悪いですか?

明るい画面を見ると、暗さに慣れた目(暗順応)が一度リセットされ、星が見えにくくなります。これを防ぐのが夜間モード(赤い画面)です。画面を赤く暗くすると目への影響が小さくなり、観察を続けやすくなります。観察中は夜間モードをおすすめします。

どのアプリを選べばいいですか?

特定の1本をおすすめするより、この記事の早見表にある基準(無料・日本語・かざして探せる・夜間モード・オフライン)で選ぶのが確実です。まずは無料で日本語に対応し、スマホをかざして探せるものを1つ入れてみてください。合わなければ別のアプリに乗りかえても問題ありません。

スマホをかざしても正しい星座が表示されないのはなぜ?

多くは方角センサー(コンパス)のずれが原因です。スマホを空中で大きく8の字を描くように数回動かすとセンサーが調整され、向きが合いやすくなります。強い磁石の入ったスマホケースや、鉄骨・自動車のそばでは方角が乱れることがあるので、少し場所を移すのも効果的です。星座の名前が英語で出てしまうときは、アプリの設定で表示言語を日本語に切りかえてみてください。

アプリを見ているのに、実際の星座が見つけられません。

画面だけを見つめていると、目が明るさに慣れて空の星が見えにくくなります。まず夜間モードにして、画面と実際の空を交互に見るのがコツです。外に出てから目が暗さに慣れる(暗順応する)には20〜30分ほどかかり、少なくとも15分は見ておきたいところなので、あせらず待ちましょう。それでも見つからないときは、月明かりや街の明かりが少ない方向の、明るい星から探すと見つけやすくなりますよ。

出典

本記事の内容は、以下の一次情報をもとに記載しています。

この記事を書いた人

コペミル編集部星空ソムリエ

YouTube・TikTokで月間1,000万回以上再生される星空動画メディア「宇宙のテルコ」。 星空ソムリエの資格をもつ星好きスタッフが、天文の一次情報にあたりながら、知るほど夜空が楽しくなる——そんな話を、やさしい言葉でお届けします。

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