12/15【ふたご座流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

ふたご座流星群のイメージ

「ふたご座流星群」は、毎年12月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。

ふたご座流星群とは?

ふたご座流星群は、年末を代表する、年間最大級の三大流星群です。年ごとの当たり外れが少なく、毎年安定して多く流れます。

母天体が彗星ではなく、小惑星ファエトンであるという点で異例の流星群です。1983年に赤外線天文衛星が見つけた天体で、太陽に極端に近づく軌道を持っています。

岩石質の天体がなぜチリをまくのか、その仕組みは長く謎でした。太陽に接近したときの高温で表面が割れるという説が有力視されていますが、決着はついていません。

ふたご座流星群はいつ見られる?

ふたご座流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、12月14日ごろです。見やすいのは夜半ごろで、東京では01:28ごろ、放射点が南東の空でもっとも高くなります。

とはいえふたご座流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、南東の空を見つめる必要はありません。

三大流星群のなかで、もっとも見やすい流星群です。放射点が宵のうちから高くのぼるため、夜半すぎまで待たずに済みます。夕食のあとの時間から、もう流れはじめます。

2026年のふたご座流星群は当たり年?

ふたご座流星群にとって2026年は、またとない当たり年です。月の沈んだ暗い空が約9.7時間つづく好条件です(輝面 約26%)。

ふたご座流星群の放射点は、東京では01:28ごろに最高87度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。

年ごとの当たり外れが少ないのも特徴です。ペルセウス座流星群のような長い活動期間はありませんが、極大の夜に晴れさえすれば、見え方はほぼ計算どおりになります。

ふたご座流星群の観察のポイント

問題は寒さだけです。12月中旬の夜半に屋外で1時間立ち続けるのは、装備なしにはまず無理があります。ここを解決できるかどうかで、見える数が決まります。

宵から流れるので、早い時間に短く見るという選択もできます。数は夜半すぎに増えますが、寒さと相談して切り上げどきを決められるのが、この流星群の親切なところです。

場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

レジャーシートに寝ころび、後ろ姿で夜空を見上げる人

今夜どう見える?

当日の雲量や月明かりは「今夜の星空」で、地域を選んで確認できます。曇りのときは、次に見やすい夜もご案内します。

今夜の星空を見る

よくある質問

「1時間に150個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。空の暗い場所で1時間あたり数十個(年間でも数の多い流星群)が現実的な目安です。
望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
街なかのベランダでも見られますか?
見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。
この天体ショーを友だちに送る

次に見る

次の天体ショーペルセウス座流星群8月13日 夜半すぎ〜明け方が見頃天文カレンダーで他のショーも見る