11/18【しし座流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

「しし座流星群」は、毎年11月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。
しし座流星群とは?
しし座流星群は、秒速約71kmと、年間でもっとも速い流星群です。明るく流れ、あとに「流星痕」と呼ばれる光の筋が残ることもあります。
秒速およそ71km、年間でもっとも速い流星群です。地球の進む向きに対して正面からぶつかる軌道のため、飛びこむ速度が最大になります。
母天体のテンペル・タットル彗星は33年周期。この彗星が戻る年の前後に、歴史的な大出現が起きてきました。1833年、1866年、1966年、そして2001年です。
しし座流星群はいつ見られる?
しし座流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、11月18日ごろです。見やすいのは夜半すぎ〜明け方で、東京では05:53ごろ、放射点が南の空でもっとも高くなります。
とはいえしし座流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、南の空を見つめる必要はありません。
見ごろは夜半すぎ、しし座が東の空に昇ってからです。放射点が低いうちは流れ星の数も少なく、時間帯の選択がそのまま結果に響きます。
2026年のしし座流星群は当たり年?
しし座流星群にとって2026年は、条件のそろった年です。月の沈んだ暗い空が約5.7時間つづく好条件です(輝面 約54%)。
しし座流星群の放射点は、東京では05:53ごろに最高76度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。
2026年は、大出現の周期からは外れた時期にあたります。テンペル・タットル彗星が次に太陽へ近づくのは2031年ごろ。爆発的な出現を期待するなら、そのあたりからです。
しし座流星群の観察のポイント
速い流星は、気づいたときには消えています。一点を凝視していると視野の外を通り過ぎるので、空を広く見渡す姿勢がとくに効く流星群です。
そのかわり、明るいものは痕を残すことがあります。光の筋が数秒とどまるのは速い流星群ならではで、しし座流星群のいちばんの見どころです。
場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

今夜どう見える?
当日の雲量や月明かりは「今夜の星空」で、地域を選んで確認できます。曇りのときは、次に見やすい夜もご案内します。
よくある質問
- 「1時間に15個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
- いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。空の暗い場所で1時間あたり10〜15個ほどが現実的な目安です。
- 望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
- どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
- 街なかのベランダでも見られますか?
- 見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。