1/4【しぶんぎ座流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

しぶんぎ座流星群のイメージ

「しぶんぎ座流星群」は、毎年1月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。

しぶんぎ座流星群とは?

しぶんぎ座流星群は、年明け最初の三大流星群です。数多く流れる時間帯が数時間と短く、そこをねらえるかどうかで見え方が変わります。

名前の由来になった「しぶんぎ座(壁面四分儀座)」は、いまの星空には存在しない星座です。18世紀に設定されたものの、1922年に現在の88星座が定められたときに姿を消しました。星座は消えましたが、名前だけが流星群に残っています。

母天体も変わっていて、彗星ではなく小惑星 2003 EH1 です。かつて彗星だったものが活動を終えた姿だと考えられており、その岩石質のかけらが、いまも年明けの地球の通り道に残されています。

しぶんぎ座流星群はいつ見られる?

しぶんぎ座流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、1月4日ごろです。見やすいのは夜半すぎ〜明け方で、東京では06:39ごろ、放射点が北東の空でもっとも高くなります。

とはいえしぶんぎ座流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、北東の空を見つめる必要はありません。

この流星群のいちばんの癖は、数多く流れる時間帯が数時間しかないことです。三大流星群のなかでは唯一、極大の時刻を外すとほとんど流れません。前後の日への振り替えが効かないぶん、その夜の空模様に賭けることになります。

2026年のしぶんぎ座流星群は当たり年?

しぶんぎ座流星群にとって2026年は、残念ながら、厳しい年になりそうです。月明かりが強く、暗い流星は見えにくい夜です(輝面 約100%)。月を背に、空の暗い方を見ましょう。

しぶんぎ座流星群の放射点は、東京では06:39ごろに最高69度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。

放射点が高くのぼるのは夜半すぎから明け方にかけて。年明けでいちばん冷える時間帯と重なるので、天文の条件がよい年でも「見に行くかどうか」の判断がもっとも難しい流星群です。

しぶんぎ座流星群の観察のポイント

対策は、滞在時間を短く見積もることに尽きます。極大の時刻に合わせて出て、1時間で切り上げる。長く粘るより、狙った時刻に外にいることのほうが結果を左右します。

真冬の明け方に立ち続けるので、防寒は重ね着よりも地面からの冷えを断つほうが効きます。厚手のシートか折りたたみ椅子があるかどうかで、体感がまるで違います。

場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

レジャーシートに寝ころび、後ろ姿で夜空を見上げる人

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よくある質問

「1時間に80個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。空の暗い場所で1時間あたり15〜20個ほど(2026年は満月に近く見えにくい)が現実的な目安です。
望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
街なかのベランダでも見られますか?
見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。
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