11/6【おうし座南流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

おうし座南流星群のイメージ

「おうし座南流星群」は、毎年11月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。

おうし座南流星群とは?

おうし座南流星群は、数よりも「火球」で知られる流星群です。ゆっくりと明るく流れるものが多く、写真にも写しやすいのが特徴です。

母天体のエンケ彗星は、公転周期がわずか3.3年しかありません。知られている周期彗星のなかでも指折りの短さで、それだけ何度も同じ道を通ってきました。

何度も通ったぶん、チリの帯は幅広く、薄く散らばりました。数が少なく期間が長いというこの流星群の性格は、母天体のこの素性から来ています。

おうし座南流星群はいつ見られる?

おうし座南流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、11月5日ごろです。見やすいのは夜半ごろで、東京では00:02ごろ、放射点が南の空でもっとも高くなります。

とはいえおうし座南流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、南の空を見つめる必要はありません。

活動期間は9月から11月までと非常に長く、極大がなだらかです。「その日を逃したら終わり」がないので、11月のうちの晴れた夜を選べます。

2026年のおうし座南流星群は当たり年?

おうし座南流星群にとって2026年は、またとない当たり年です。月の沈んだ暗い空が約7.7時間つづく好条件です(輝面 約14%)。

おうし座南流星群の放射点は、東京では00:02ごろに最高69度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。

ねらうのは数ではなく火球です。金星ほどに明るい流れ星のことで、この流星群は火球の割合が高いことで知られます。明るいぶん、月明かりのある夜でも見えるのが強みです。

おうし座南流星群の観察のポイント

火球は、待って出会うものです。1時間に数個の数を数えに行くのではなく、ほかの用事のついでに空を見上げる回数を増やすほうが、この流星群には合っています。

ゆっくり明るく流れるので、スマホにも写ることがあります。夜空へ向けて固定しておけば、運がよければ一筋が残ります。

場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

レジャーシートに寝ころび、後ろ姿で夜空を見上げる人

今夜どう見える?

当日の雲量や月明かりは「今夜の星空」で、地域を選んで確認できます。曇りのときは、次に見やすい夜もご案内します。

今夜の星空を見る

よくある質問

「1時間に5個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。1時間あたり数個ほど(数は少ないが明るい火球に出会える)が現実的な目安です。
望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
街なかのベランダでも見られますか?
見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。
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