12/23【こぐま座流星群】とは?
2026年の見頃や観測ポイントを
わかりやすく解説!

「こぐま座流星群」は、毎年12月に見られる流星群です。実際に何個くらい見えるのか、どこを見れば出会えるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、流れ星の正体と名前の由来から、2026年の見ごろ、空の見わたし方、観察のコツまで解説します。
こぐま座流星群とは?
こぐま座流星群は、一年を締めくくる流星群です。放射点が北極星のそばにあり、一晩じゅう沈まないのが特徴です。
母天体はタットル彗星(8P)、公転周期は約13.6年です。しし座流星群のテンペル・タットル彗星とは別の彗星で、発見者の名前が共通しているだけです。
放射点はこぐま座、北極星のすぐそばにあります。北極星は一年を通してほとんど動かないので、この流星群の放射点も一晩じゅう沈みません。
こぐま座流星群はいつ見られる?
こぐま座流星群が極大(ピーク)をむかえるのは、12月23日ごろです。見やすいのは夜半すぎ〜明け方で、東京では06:31ごろ、放射点が北の空でもっとも高くなります。
とはいえこぐま座流星群の流れ星は空のどこにでも現れるので、北の空を見つめる必要はありません。
つまり、時間帯を選ばない流星群です。夜半すぎまで待つ必要も、明け方に起きる必要もありません。冬至のころという時期を考えると、これはかなりありがたい性質です。
2026年のこぐま座流星群は当たり年?
こぐま座流星群にとって2026年は、平年並みの年です。見やすいのは月が沈む明け方近くの短い時間です(輝面 約98%)。
こぐま座流星群の放射点は、東京では06:31ごろに最高48度まで上がり、この高さは年ごとにほとんど変わりません(年による差を決めるのは月明かりのほうです)。
数は1時間に数個ほどと控えめです。一年を締めくくる流星群として、期待値を上げすぎずに空を見上げるのが、ちょうどよい規模といえます。
こぐま座流星群の観察のポイント
見る方向は北の空です。放射点が北にあるぶん、南向きのベランダしかない住まいでは不利になります。北側が開けた場所を探してください。
12月下旬の夜は一年でいちばん長く、そして冷えます。短時間を何度かに分けるほうが、一度に粘るより現実的です。放射点が沈まないぶん、いったん暖まってから仕切り直しても取り返せます。
場所の選び方、目を暗さに慣らす時間のとり方、寝ころぶ姿勢まで、流星群に共通する段取りは「流星群の見方と見頃」ガイドにまとめています。

今夜どう見える?
当日の雲量や月明かりは「今夜の星空」で、地域を選んで確認できます。曇りのときは、次に見やすい夜もご案内します。
よくある質問
- 「1時間に10個」と聞きましたが、本当にそんなに見えますか?
- いいえ、その数はそのまま見える数ではありません。空が完全に暗く、放射点が真上にあるという理想の条件をそろえたときの目安(ZHR)です。実際には街明かりや月明かり、放射点の高さで減ります。1時間あたり数個ほど(2026年は満月に近く条件は不利)が現実的な目安です。
- 望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
- どちらも必要ありません。流れ星は空のどこに現れるか分からないため、視野のせまい道具はかえって不利になります。肉眼で空を広く見渡すのがいちばん確実です。
- 街なかのベランダでも見られますか?
- 見えますが、数はかなり減ります。街明かりの下では暗い流れ星が埋もれてしまうため、明るいものだけが見える形になります。数を楽しみたい場合は、街から離れた暗い場所へ行くほど有利です。