2026年の見頃 / 基準地域:全国
あと20日月と金星の接近 2026 — 7月17日の日没後、西の空で細い三日月と宵の明星が寄り添う
- いつ:7月17日の日没後、19時ごろから1時間半ほどが見頃です。
- どこ:西の空。はじめは高度20度ほどにあり、そのあと低くなって沈んでいきます。
- なにが:細い三日月と、夜空でいちばん明るい金星が約4度まで近づいて見えます。肉眼でOK、双眼鏡なら同じ視野に。
ひと目でわかる基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 見頃の日時 | 2026年7月17日 日没後(JST) |
| 離角(2つの天体の見かけの近さ) | 約4度(国立天文台の基準で「接近」) |
| 見える方角・高度 | 日没後の西の空(19時ごろ 高度20度前後、その後低くなる) |
| おすすめの時間帯 | 日没の約30分後〜1時間半ほど(19時ごろ〜) |
| 月のようす | 細い三日月(輝面比 約10%) |
| 明るさ(等級) | 金星は約−4等で、夜空でいちばん明るい |
| 必要な道具 | 肉眼でOK。双眼鏡なら月と金星を同じ視野で楽しめる |
| 全国の見え方 | 全国でほぼ同じように、西の空で観察可能 |
| 天気の調べ方 | 当日の雲量は「今夜の星空」で地域を選んで確認 |
天体計算(Astronomy Engine)によると、2026年7月17日の日没後、西の空で細い三日月と金星が約4度まで近づいて見えます。金星は宵の明星としてひときわ明るく、肉眼でも月とのランデブーがよく分かります。(正確な日時・離角・高度は、公開前に国立天文台の月別情報でも確認します。)
今夜どう見える?
当日の雲量や月明かりは「今夜の星空」で確認できます。全国以外の地域も選べます。曇りのときは、次に見やすい夜もご案内します。
やさしい解説
「月と惑星の接近」って?
月は地球のまわりを約1か月で一周し、星座の間を毎日少しずつ移動していきます。その途中で、明るい惑星のそばを通り過ぎることがあり、地球から見て近くに並んだ状態を「接近」と呼びます。
今回は、夜空でいちばん明るい金星のそばを、細い三日月が通り過ぎます。実際に2つが宇宙で近づくわけではなく、地球から見た「見かけ上」の方向がたまたま近づくために起こる光景です。
「宵の明星」金星と、細い三日月
金星は、日没後の西の空でひときわ明るく輝くことから「宵の明星(よいのみょうじょう)」と呼ばれます。2026年7月は太陽から十分に離れていて、日没後しばらく西の空で楽しめます。
いっぽうの月は、新月を過ぎたばかりの細い三日月。光っている部分が少ないぶん、明るい金星との対比が美しく、写真にも映えます。空が暗いと、月の暗い側がうっすら光って見える「地球照」が分かることもあります。
見つけるためのコツ
日没後、まず西の空でいちばん明るく輝く金星を探します。すぐそばに細い三日月があるので、ペアとしてすぐに見つかります。はじめは高度20度ほどと見やすい高さですが、時間とともに低くなって沈むので、早めの観察がおすすめです。
西の地平線まで見渡せる開けた場所だと、低くなってからも長く楽しめます。空がまだ少し明るいうちから見え始めるので、19時ごろを目安に西の空へ目を向けてみてください。
見る準備とコツ
- 西の空が開けた、見晴らしのよい場所を選ぶ(建物や山で西の空が隠れない場所)
- 日没の時刻を事前に調べ、その30分後ごろ(19時ごろ)から西の空に注目する
- 双眼鏡があれば持参(月の地球照や、金星との近さがより楽しめる)
- 足元の安全を確認し、安全のため、ひとりでの夜間外出は避ける
よくある質問
- 月と金星の接近は何時に見られますか?
- 7月17日の日没後、19時ごろから1時間半ほどが見頃です。空が暗くなるにつれて細い三日月と金星がはっきり見えてきますが、2つとも西の空で少しずつ低くなって沈んでいくので、日没の時刻を調べて早めに準備しておくと安心です。
- どっちの空を見ればいいですか?
- 西の空を見ます。はじめは高度20度ほど(こぶし2つぶんくらい)にあり、空でいちばん明るく輝くのが金星、そのそばにある細い月とのペアを探してください。西の地平線まで開けた場所だと、低くなってからも長く楽しめます。
- 初心者でも見つけられますか?
- 見つけられます。金星は夜空でいちばん明るい星なので、日没後の西の空でひときわ輝く点を探せばすぐ分かります。そのすぐそばに細い三日月が並ぶので、迷いません。双眼鏡があれば2つを同じ視野に入れて、より楽しめます。
- 望遠鏡は必要ですか?
- 必要ありません。肉眼で十分に楽しめます。双眼鏡があれば、細い三日月の地球照(暗い部分がうっすら光る現象)や、金星との近さがより味わえます。