満月の呼び名一覧|1月〜12月の名前と由来を解説

満月には、月ごとに季節にちなんだ呼び名があります。ストロベリームーンもそのひとつですよ。1月から12月まで、名前と由来をのんびり一覧でたどってみましょう。

  • 満月の呼び名
  • スーパームーン
  • ブルームーン
  • 月の観察
  • 季節の月
夜空に浮かぶ大きな満月。表面の模様(月の海とクレーター)がやわらかく見える

かんたんな答え

まず結論から

満月の呼び名は、その月の季節にちなんだ名前

多くは北米の先住民が、季節の目印として満月ごとにつけてきた名前です。たとえば1月のウルフムーン(狼月)や6月のストロベリームーンのように、その月の自然や暮らしにちなんでいるのが面白いところ。色や見た目からついた名前ではないので、「ストロベリームーンだから月が赤い」わけではない点だけ覚えておきましょう。一方で「スーパームーン(最も近い満月)」「ブルームーン(ひと月に2回目)」は、時期ではなく距離や回数による別の呼び名なので、あわせて整理しておくと分かりやすいですよ。

もくじ
  1. 1月〜12月の呼び名一覧
  2. スーパームーン・ブルームーンとの違い
  3. よくある質問

1月〜12月の呼び名一覧

各月の呼び名と由来をまとめました。気になる名前をタップすると、その満月の今年の日付・見え方のページへ進めますよ。

各月の満月の呼び名と由来
呼び名由来
1月ウルフムーン冬の夜にオオカミが遠ぼえした季節にちなんで。
2月スノームーン雪がもっとも多く降り積もる季節から。
3月ワームムーン土がゆるみ虫が顔を出す季節から。2026年は皆既月食として起こります。
4月ピンクムーン春に咲く野花の色にちなんで(月がピンクになるわけではありません)。
5月フラワームーンさまざまな花がいっせいに咲きそろう季節から。
6月ストロベリームーンいちごの収穫期と重なることから。
7月バックムーン雄ジカ(バック)の新しい角が伸びる季節から。
8月スタージョンムーン大きな淡水魚チョウザメがよく獲れた季節から。
9月中秋の名月(ハーベストムーン)収穫の季節の満月。日本では月見の習わしがあります。
10月ハンターズムーン冬支度のために狩りに出る季節から。
11月ビーバームーンビーバーが冬ごもりの準備をはじめる季節から。
12月コールドムーン本格的な寒さが訪れる季節から。2026年はこの満月が一年で最も地球に近いスーパームーンです。

5月にはもう一度満月が訪れ、その2回目はブルームーンと呼ばれます。

よくある質問

満月の呼び名は誰がつけたのですか?

多くは北米の先住民が、季節の目印として満月ごとにつけた呼び名です。これがヨーロッパの呼び名とともに『Old Farmer's Almanac(農事暦)』を通じて広まり、今では世界中で親しまれるようになりました。色や見た目ではなく、その月の自然や暮らしにちなんだ名前が多いのも、知ってみると楽しいところですよ。

スーパームーンやブルームーンも月の呼び名ですか?

少し性質が違うので、整理しておきましょう。ウルフムーンなどは「何月の満月か」を表す季節の呼び名です。いっぽうスーパームーンは「月が地球にいちばん近いとき」の満月、ブルームーンは「ひと月に2回目」の満月を指します。つまり時期ではなく、距離や回数による呼び名なんですよ。スーパームーンは、いちばん遠いときの満月にくらべて見かけの大きさが約14%大きく、明るさも約30%ほど増すといわれます。ただ、空にぽつんと浮かぶ月だけを見ると大小は意外と分かりにくいので、建物や木立といっしょに低い空で眺めると、その大きさを感じやすいですよ。

ストロベリームーンは赤い月ですか?

名前は色ではなく、いちごの収穫期に由来します。ただし6月の満月は一年でもっとも空の低いところを通るため、地平線近くで金色やオレンジ色がかって見えることがありますよ。これは夕日が赤く見えるのと同じで、低い空ほど厚い大気を通って光が届くからです。赤くないからといってがっかりしないでくださいね。各月の満月の見え方は、それぞれのページで詳しく紹介しています。

満月はどのくらいの間隔でめぐってきますか?

満月から次の満月までは、平均して約29.5日です。ひと月に一度が目安なので、一年では12回、まれに13回めぐってきます。この13回目にあたる満月が、ひと月に2回そろったときのブルームーンです。日付は毎年少しずつずれていくので、その年の正確な満月の日は満月カレンダーで確かめるのがいちばん確実ですよ。

満月の呼び名は世界共通ですか?

いいえ、地域ごとに違います。この記事で紹介している呼び名は、おもに北米の先住民やヨーロッパの農事暦から伝わったものです。日本には日本の呼び名があり、9月ごろの満月を「中秋の名月」、その翌月を「後の月」と呼んで、月見の習わしとともに大切にしてきました。同じ満月でも、暮らす土地や季節の感じ方によって名前が変わるのは、なんだか味わい深いですね。

次の満月はいつ見られますか?

満月カレンダーで、次の満月の日付と、その月の呼び名を確認できます。満月は月の出から一晩中、肉眼でゆっくり楽しめるので、ぜひ気軽に眺めてみてくださいね。望遠鏡がなくても大丈夫。むしろ肉眼のほうが、月全体のやわらかな光を楽しめますよ。

出典

本記事の内容は、以下の一次情報をもとに記載しています。

この記事を書いた人

コペミル編集部星空ソムリエ

YouTube・TikTokで月間1,000万回以上再生される星空動画メディア「宇宙のテルコ」。 星空ソムリエの資格をもつ星好きスタッフが、天文の一次情報にあたりながら、知るほど夜空が楽しくなる——そんな話を、やさしい言葉でお届けします。

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